房総〜福島
福島〜札幌
札幌〜稚内
稚内〜旭川
旭川〜釧路
釧路〜札幌
札幌〜新潟
新潟〜八王子
今度は北へ行きたいなぁから5年、計画は着々と進んでいました。というのは、元々JRで日本一周をしたいと思っていたからです。旅費と有給休暇の関係から1回では周りきれないと分かっていたので前回は西、今回は東の行程を組みました。
この年はちょうどロンドンオリンピックがあり、閉会式を見た後すぐに旅立ちました。今回の旅は18きっぷと北海道・東日本パスを使用して10日間という長旅になります。
■1日目(2012年8月13日)
新 宿 09:51 → 船 橋10:38
船 橋 10:40 → 千 葉10:55
フォロワーさんがこの日実家の福島に戻るとのことなので、「それなら新宿で合流しましょう」という話になり19:00に新宿で合流するすることにしました。それに合わせるべく房総半島一周という計画を立てました。千葉に到着し、「まーくん」を撮影。
丁度お昼だったのでチャーハンをいただきました。その後、内房線外房線に乗り房総半島を一周します。
千 葉 12:05 → 安 房 鴨 川14:43
安 房 鴨 川 14:48 → 千 葉16:46
千 葉 17:00 → 市 川17:21
南に行くごとに家が少なくなってきました。車窓から田園を眺めていると西日本を一周したあの日のことを思い出しました。あれから5年経ったんだなぁ。
房総半島を一周し、再び新宿に到着。フォロワーさんと無事合流し、ここらからはひたすら北へ北へ向かいます。
新 宿 19:11 → 赤 羽 19:25
赤 羽 19:31 → 宇 都 宮 20:56
宇 都 宮 20:59 → 黒 磯 21:48
黒 磯 22:02 → 福 島 23:59
フォロワーさんと談話しながら電車は北上します。電車の中の座席も徐々に空いてきました。黒磯で見かけた「キュンちゃん」。かわいいですね♪
この当時はキャラの名前を知らず、へんないきものとツイッターでつぶやいています。
日付が丁度変わった頃福島に到着。
たしか福島には3度目の訪問だったと思います。そこで必ず寄っていく某レストランで夜食をとり、フォロワーさんのご好意でネットカフェまで車で連れて行ってくれました。
そしてネットカフェ前でフォロワーさんと解散。ご同行ありがとうございました
■2日目(2012年8月14日)
久しぶりにネットカフェを使ってみましたが、5年も経つと環境も変わってきますね。マットスペースがほぼ標準装備になっていました。この日は朝から雨。福島は少し距離があるので南福島から乗車しました。
福 島 06:16 → 仙 台 07:39
仙 台 08:01 → 一 ノ 関 09:34
一 ノ 関 10:29 → 盛 岡 11:57
予定では上の時刻で行く予定でしたが、案の定(?)寝過ごしたので大幅に出遅れてしまいました。しかしそのおかげで旅の楽しさをまた味わうことになります。「快速ジパング平泉一号」を発見。てっきりこういう臨時列車は18きっぷなどで乗車出来ないと思っていましたが、乗れる電車もあるんですね。
一ノ関から盛岡までの運転だったので迷いなく乗車。内装も通常の列車とは違っていたのでテンションが上がりっ放しでした。
実は福島から北は一度も訪れたことがない地なので国内といえど少し不安でした。それと2011年3月11日に起こった大震災もまだ爪痕を残していたのでなおさらです。
盛岡駅到着。超巨大建築物で驚きました。
西日本の旅では休息時間が殆どないままのプランだったので、それを反省し休息時間は多めにとりました。盛岡からは予定通りの時刻で北に向かいます。
盛 岡 14:05 → 八 戸 15:54
この辺りから暑さを感じなくなりました。ずいぶん遠くに来たものだ、とツイッターではつぶやいています。
八 戸 16:10 → 青 森 17:42
青 森 18:13 → 蟹 田 18:54
日も暮れ始め、いよいよ本州を離脱していきます。
蟹 田 19:20 → 木 古 内 20:09
木 古 内 20:17 → 函 館 21:16
西日本の旅との大きな違いの一つに、ツイッターが現れたためダイレクトに自分の居場所を知らせることが出来るようになりました。そのせいか、この辺りから駅名標を写真におさめる回数が明らかに増えています。
21:00を過ぎ、ようやく函館に到着。肌寒ささえ感じるほど涼しい気候です。乾燥しているからでしょうか。ここから数日間、道内の旅が始まります。
この日も泊まりはネットカフェです。
■3日目(2012年8月15日)
函 館 08:17 → 五 稜 郭 08:22
早朝は「五稜郭」を訪れました。上空から見ると、きれいな星形をしています。犬の散歩やジョギングをちらほら見かけました。うちも五稜郭一周散歩して体をほぐしました。とても夏とは思えない涼しさで、南国育ちの自分にしてはうらやましい限りです。左の立派な建物は五稜郭の中央にある箱館奉行所です。
さらに北上を続けます(台風みたい)。
五 稜 郭 10:50 → 森 12:06
さすが北海道、電車の窓は開け放たれて外気を送り込んでいました。そういえば、北海道全域の屋内でもクーラーをかけているところは殆どなかったような気がします。ありそうでなかった北海道新幹線もこの辺りで建築が進んでいました。
森駅に到着。名前とは裏腹に海岸沿いにあります。1時間以上待って次の目的地に向かいます。そろそろ待ち時間が1時間というのが普通に出てくるようになりました。この当時まだ知らなかった「モジャくん」と初のご対面です。
森 13:29 → 長 万 部 14:47
長 万 部 16:33 → 小 樽 19:13
小 樽 19:28 → 札 幌 20:13
長万部に到着し、ここから先は夜まで電車移動が続くので駅近くのコンビニで食料調達しました。北海道では珍しく雨がよく降っていました。この日も発寒辺りまでは強めの雨だった記憶があります。
定刻通り札幌駅に到着。今日の移動はここで終了です。生涯に一度は訪れたい場所だったので感動していました。
ここでは札幌のフォロワーさんと合流予定でしたが、まだ2回ほどしかお会いしたことがなかったのでなかなか合流出来ませんでした。ちょっと焦っていたのは秘密です。
この年、北海道ではデスティネーションキャンペーンとしてマスコットキャラの「キュンちゃん」が活躍していました。旅キュンしますよ、がキャッチコピーで、まさに自分はその真っ只中にいました。札幌駅内には様々な被り物をしたキュンちゃんが!
札幌のフォロワーさんと夜食がてら、駅周辺を観光しました。そこそこいい時間だったので時計台とテレビ塔を案内してもらってネットカフェで解散になりました。
この日は気を失うように寝てしまいました。
■4日目(2012年8月16日)
朝目覚めると雨が降っていました。夏はあまり雨が降らないらしいのですが、この夏は殆ど雨の北海道でした。大変蒸し暑く、東京とさほど変わらなかったのを覚えています。今日はひたすら北へ北へ移動します。そろそろ北海道の広さを肌で感じるようになりました。それとすべての家の屋根にエントツがついていました。南国育ちのうちにとっては不思議な光景でした。
岩見沢を過ぎた辺りで雨も上がり、正午を過ぎた頃、旭川に到着。
札 幌 09:08 → 旭 川 12:40
駅舎は改築されたばかりのようでした。木をふんだんに使った内装が印象的です。駅周辺も都市開発が進んでいました。せっかく旭川に来たので、お昼は旭川ラーメンを食べてリフレッシュ。
この後は幌延(ほろのべ)まで電車に乗りっぱなしです。天気もすっかり上がり車窓から見渡す限りの地平線を眺めていました。
名寄(なよろ)を越えると、一駅がだんだん長くなり、畑から山に入っていきます。
旭 川 14:18 → 幌 延 19:18
日もすっかり暮れた頃、幌延に到着します。ホームにはご当地キャラの「ほろっぴー」がお出迎えしてくれていました。ここはネットカフェがないので初のビジネスホテル泊まりになります。
当然のことですが、ネットカフェより何倍も快適でした。このホテルには洗濯機が設備されていたので今までの汚れた服を一気に洗濯します。もちろんお風呂場もあり心も体もリフレッシュして床につきました。いよいよ明日は最北端の宗谷岬に向かいます。
■5日目(2012年8月17日)
旅の疲れはホテルに泊まったことにより全回服しました。早朝は大変寒く、思わず今が夏ということを忘れていました。外は朝霧が出ています。朝風呂に入ってホテルをチェックアウトします。
幌 延 08:05 → 稚 内 09:05
幌延から稚内までは8駅ほど。次第に海岸に近づき日本海を目の当たりにした時、ついに来たなぁ〜、と思わず感動してしまいました。定刻通り稚内駅に到着。最北端駅です。
東京駅より1574.5kmという表示がありましたが、もう距離感がつかめません。
感動ばかりではなくちょっとしたアクシデントも発生。あれ? 切符がない?
バッグの中や時刻表に挟んでるかも、撮影中に落としたかも、と車内に戻ったりしました。駅員さんがこちらを見つめています。
結構なパニクり状態だったのでどこに収まっていたのか忘れてしまいましたが、なんとか無事発見。切符がどこにいったか「わっかんない」とツイッターでつぶやくことも忘れていました(結果それでよかったと今は思っています)
稚内にもご当地キャラがいました。「出汁之介(だしのすけ)」です。
今年(2013)のゆるキャラグランプリにも参加していますね。彼のグッズを買わせていただきました♪
宗谷岬に向かうためこのあとはバスの移動になります。それまで2時間ほどあるので駅周辺で朝食をとり、散策しました。
商店街からあまり離れていないところにフェリー乗り場があったので、そこも散策。日本最北端のフェリー乗り場でしょうか。そしてフェリー乗り場に到着した時、ある決意を抱きます。
「5年後の旅は船旅がえい。電車で沖縄には行けんし。」ツイッターでそうつぶやいています。そんなわけで2017年は船旅になりそうです。
時間が来たので、いよいよ宗谷バスで宗谷岬に向かいます。
稚 内 11:25 → 宗 谷 岬 12:15
5日間北へ北へ移動してついに日本最北端の宗谷岬に到着しました。8月17日午後12時19分。
天候を心配していましたが、快晴で助かりました。うちと同じ電車で来た人、バイクでツーリングして来た人、なんと自転車で来た人も結構いました。気温は真夏なのに21℃。もちろんこんな体験は過去にないので、思わず二度見しました。海は非常に穏やかで、日差しもちょうど良く、騒音のない2時間を堪能しました。
まだ名残惜しさもありましたが、バスが到着したので稚内駅に戻ります。
宗 谷 岬 14:35 → 稚 内 15:27
稚内駅に戻り次の電車移動まで1時間30分ほどあるので、また駅周辺を散策します。どうもじっとしていられない性格のようです。駅からほんの少し北に行くと、かなり規模の大きい防波堤が見えてきました。昔はこの防波堤の手前まで鉄道が通っていたらしいです。まだまだ行ってみたい所はありましたが、時間が来たので電車に乗り込みます。
稚 内 17:10 → 名 寄 20:50
名 寄 21:56 → 旭 川 23:27
今度は宗谷本線を反対側に進んでいきます。名寄でいったん電車待ちし、旭川まで一気に南下します。再び旭川に到着した時は深夜でした。宿泊場所(ネットカフェ)を1駅間違ってしまったこともあり、深夜1時過ぎにたどり着き、密度の濃い1日を終えます。
■6日目(2012年8月18日)
早朝6:00くらいには宿を出て、旭川駅に向かいます。旭川市買物公園に旭川のマスコットキャラ「あさっぴー」がいました。昨日は深夜だっため気づきませんでしたが、結構大きい通りで驚きました。左のポスターは名寄駅で撮影したものですが、旭川の広告だったのですね。
実はこの「あさっぴー」くんを結構気に入ってしまって、ちょこちょこ写真を撮るようになります。自販機に描かれたあさっぴーはとても力が入ってますね。
旭 川 07:42 → 中 富 良 野 08:44
この日は気温がどんどん高まり、北海道といえどとても暑さを感じました。中富良野駅で降りて徒歩でファーム富田へ向かいます。
今回の旅の散策はすべて2時間くらいを設けていましたが、2時間ではとても足りません。次回旅をする時はもう少し伸ばす予定です。
上記にもあるように散策は2時間程度だったので、ファーム富田ではすべてを見回ることが出来ませんでした。想像以上に広く、美麗なだけに残念です。
花だけではなく、メロンやソフトクリームなど売っていました。ソフトクリームを買って暑さを凌ぎ次の目的地に向かいます、
中 富 良 野 10:44 → 富 良 野 10:54
富 良 野 11:08 → 釧 路 17:39
中富良野を離れ、この日の残りは釧路までひたすら移動になります。富良野駅から乗った車両にも「日本一長い距離を走る定期普通列車」と表示がありました。
あと、一度この路線で駅に降りると次の電車はなかなか来ません。午後を回ると天候が悪くなり、一気に肌寒くなります。急激な気温の変化で風邪をひいたようです。そこで気づいたのが「風邪薬持ってない!」
旅行前に何度も荷物をチェックしていたのに盲点でした。ただ、これはいい経験になりました。
18:00前に釧路に到着。いつもなら21:00くらいまで移動を続けますが、日程の調整を考えて今日はここで終了と決めていました。微熱もあったので結果的にはよかったと思っています。ドラッグストアで風邪薬を買い、またまたネットカフェに泊まり1日を終えます。そういえばドラッグストアにゴキブリホイホイ的な駆除剤がなかったような?
■7日目(2012年8月19日)
最北端に行ったのなら、最東端にも行かなければ……という予定はすでにたっていたので、早々と釧路駅から根室に向かいます。
釧 路 08:15 → 根 室 10:40
昨日の風邪は薬のおかげでなんとか回復しました。根室に向かう途中、茶内駅で某有名キャラを発見!
そして10:40、根室駅に到着です。ここでわずかばかりの休憩をとって釧路に戻ります。写真にもあるように「有人駅」としては最東端のようで、本当の最東端駅は東根室駅でした。また機会があればじっくり訪問したいと思います。
根 室 11:03 → 釧 路 13:05
釧 路 13:20 → 網 走 17:14
釧路に再び戻りました。予定ではこのまま網走まで一気に進む予定でしたが、ノロッコ号で塘路(とうろ)駅まで釧路湿原の大自然を眺めます。ラムサール条約の登録地でもあります。あいにく天候に恵まれませんでしたがおいしい空気をいただくことが出来ました。
網 走17:39 → 北 見18:52
上の時刻は旅立つ前の予定です、実際はノロッコ号に乗ったため、北見に到着したのは21:00前でした。北海道最後のホテル(しつこくネットカフェ)に泊まり、長いようで短かった北海道に別れを告げます。ちなみに「北見」とツイッターでつぶやいたら北見botにリツイートされます。
■8日目(2012年8月20日)
東日本の旅も8日目。これまで切符を見失ったり、風邪をひきかけたりしましたが概ね良好な旅ができました。しかし、ついにこの日起きてはならない事態に陥ってしまいます。
北 見 09:12 → 旭 川 12:20
この日は旭川で旭山動物園を見学する予定でしたがあいにくの雨。おとなしく札幌まで突き進もうか悩んでいました。ネットカフェでは疲労もなかなか取れず、いつのまにか車内で眠っていました。
そして事件が起こります。
遠軽駅で何やらざわざわと音がし始めました。イヤホンをしていたのでその時は何が起きているのか分かりませんでしたが、どうやらこの駅はスイッチバックのある駅のようです。座席を反対方向に倒している音でした。さすがにそのことに気づき、寝ぼけながらあわてて自分も座席を反対に倒しました。その時、座席が完全に反対方向に倒れず何か異物を挟んでいるかのような感覚がありましたが、気にせず座りました。
……があまりにもシートが傾いているのでもう一度座席を戻し、何か詰まっているのかなとシートの底をのぞくと「ゴトン」と何かが床に落ちました。
「それ」はとても無惨な姿に変わり果てていました。頭の中は真っ白で、ただただ「それを」拾い雨の降りしきる中、車窓を眺めていました。予備用にデジカメを持っていたので撮影は出来ますが、これまで撮影した旅の記憶がすべて消し飛んでしまいました。この日のテンションは一日中外の天気のように土砂降りでした。
ツイッターで定期的につぶやいていたので、突然の不通はフォロワーさんたちを驚かせたかもしれません。もしこの旅日記を閲覧されているなら、終盤の旅行記を綴りますのでご覧いただければ幸いです。
三度旭川に到着し、昼食をとります。この時の自分にもう旭山動物園はありませんでした。駅舎内にいた「あさっぴー」ぬいを撮影。携帯を失ったショックは尋常ではありませんが、なるだけ早く気持ちを切り替えようと必死でした。盗難にあったわけではない、修理すればいいことだ……と。
旭 川 13:41 → 岩 見 沢 15:22
岩 見 沢 15:35 → 札 幌 16:18
札幌に到着。札幌もあいにくの雨でした。しかもかなり蒸し暑かった記憶があります。真っ先にネットカフェに寄り、携帯破損の報告をします。この頃にはだいぶ気分も落ち着いていました。
往路では殆ど札幌市内を堪能することが出来ない予定を組んでいたので、復路ではゆっくり市内を散策出来る時間を設けていました。
地下鉄やデパート売り場を散策。ドーレくん(コンサドーレ札幌)、B・B(日本ハムファイターズ)のぬいを買うつもりでデパートに寄ったのですが、携帯破損でこの後出費がかさむことを考えると購入は断念するしかないようです。
気がつけば外は暗くなり、再度札幌のフォロワーさんと合流しました。
22:00まで余裕があったので、夜食の後、札幌タワー内や駅周辺を散策しました。
21:30に札幌のフォロワーさんと解散。2回にわたりご同行ありがとうございました。
札幌駅ホームで「急行はまなす」を待ちます。夜行列車はムーンライトながらに乗ったことがありますが、寝台付きの列車は初めてなのでテンションあがりまくりです。
「カーペットカー」は大変人気があり、予約時はすでに満席でした。
うちが選んだのはB寝台です。こちらの方がプライベート空間があるのですが少々割高です。自分の寝床をパシャリ。
余力があれば深夜の電車移動を肌で感じたかったのですが、横になるとすぐに眠ってしまいました。
札 幌 22:00 → 青 森 05:40
■9日目(2012年8月21日)
夜が明けるとすでに北海道を離れ本州にたどり着いていました。
終点の青森駅に近づいてきたので、荷物をまとめて外の景色を見ると、昨日にはあった車両がいつの間にか切り離されていました。
青 森 06:09 → 弘 前 06:48
はまなす号と別れを告げて日本海側を南下します。しだいに暑さを感じるようになりました。ああそうだった、今は夏だった。それくらい夏ということを忘れさせてしまうような数日間でした。
弘 前 06:51 → 大 館 07:33
大館駅におりて朝食のパンを買います。次の電車まで30分ほど時間があったので、駅前を散策しました。忠犬ハチ公像の愛くるしい姿が心を癒されます。
大館からはお昼までどんどん南下していきます。この辺りだと普通に真夏の日差しでした。熱中症対策が必要です。
大 館 08:06 → 秋 田 09:41
秋 田 09:50 → 酒 田 11:39
酒田駅に着いたのがほぼ定刻どおりだったので、ここでお昼にします。プラットホームにおいしそうな広告がありました。次の出発まで1時間強ありますが、スマホのMAPが使えないので道に迷わない程度に散策しました。
酒 田 13:12 → 村 上 15:27
村 上 16:03 → 新 発 田 16:37
村上駅では「こいのぼり」ならぬ「さけのぼり」が飾られていました。どうやら「鮭」が観光スポットのようです。鮭茶漬けとかおいしそうですねぇ〜。
そのまま南下して新発田駅まで到着。そうそう、新潟エリアでよく見かける謎なボックスがあるのですが、これは何でしょうかねぇ?(右写真)
この日の旅はここで終了。時間的には余裕がありますが、この日は新潟からやってくるフォロワーさんとお会いすることになってました。
温泉で旅の疲れを癒した後、新潟市内をドライブしました。崩壊した携帯を新潟のフォロワーさんに見せた時の凍り付いた顔が今でも忘れられません。
今回の旅の最後のホテル(毎度のネットカフェ)まで送ってもらい新潟のフォロワーと別れを告げます。差し入れありがとうございました♪
■10日目(2012年8月22日)
新 発 田 09:00 → 新 潟 09:39
新 潟 11:05 → 長 岡 12:25
予定では上のようなスケジュールでしたが、泊まったネットカフェがすでに新潟駅付近だったので、大幅に時間がずれています。でもこの時間短縮は大助かりで、日没辺りに散策する予定だった松本駅周辺がお昼くらいに訪問出来るようになりました。松本駅にこだわったのは、5年前の「西日本一周の旅」で最初に散策した地が松本駅だったためです。
長 岡 12:33 → 越 後 川 口 12:56
越 後 川 口 13:01 → 戸狩野沢温 14:57
戸狩野沢温 15:10 → 長 野 16:09
長 野 17:11 → 松 本 18:28
実際に松本駅についたのは正午前でした。
5年前に訪れた記憶がよみがえります。
気温は36℃。止まっていても汗が出ます。湿度がそれほど高くないのでそこまでは過酷ではないですが、やはり夏は暑いです。
お目当ての「ナワテ通り」をくまなく散策。入口の巨大なカエルのオブジェが修復されていました。
(左下が2007年、右下が2012年です)
お土産の品々もカエルだらけでした。ネットカフェ泊まりで予算を極力抑えてきましたが10日も旅を続けると、もうン万円は消費しています。カエルグッズは断念してナワテ通りを後にします。
10日続いた旅の締めくくりは松本城です。想像していた以上に立派なお城だったので驚きました。あとは家に戻るだけなので、松本城をゆっくり回り昼食をとります。
松 本 19:35 → 甲 府 21:33
甲 府 21:36 → 高 尾 23:00
高 尾 23:05 → 八 王 子 23:11
八王子に到着したのは19:00前でした。
8月も下旬にさしかかっていて外は既に日没となっていました。旅の記憶が走馬灯のように浮かび上がり、よれよれになった18きっぷと北海道&東日本パスも役目を果たします。
ーまとめー
2007年と2012年の2回に分けて電車で日本を一周する旅も終了しました。目的達成ということでここで幕なのですが、どうも旅の面白さを知ってしまったようです。
今回の旅はショックな出来事もありましたがそれも含め旅なので、おそらく10年後くらいたてば思い出の一つに含まれるでしょう。
またこういう機会ができれば、今度は船旅をしてみたいなぁと思っています。
おわり
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